今年買ったもの

ジョージー・フェイム

■Going Home / Georgie Fame 老人が坂道をゆっくりと登ってくるジャケットが印象的な、ジョージー・フェイムの71年作。僕はCD化されるまで存在すらしらなかったが、Go Jazz All Starsで来日した際、実はクアトロで見てるのだ。ちょうどピーター・バラカンの放…

ソフト・マシーン

■Out-Bloody-Rageous 〜 An Anthology 1967-1973 / Soft Machine 05年に出たProbe〜CBS時代の2枚組アンソロジー。マシーンの場合こういうベストは唐突な感じがしてあまり意味がないのだが、かつて出た「Tripple Echo」に入ったきりのデビューシングルのAB面"…

ロリ・バートン

■Braekout / Lori Burton 最近のRev-Olaは本当にすごい。ヤング・ラスカルズの"I Ain't Gonna Eat Out My Heart Anymore"や"Baby,Let's wait"を書いたソングライター、ロリ・バートンの67年のソロ(Mercury)のCD化。全く知らなかった人だが、作詞家のパム・…

リヴォン・ヘルム&RCO・オールスターズ

■Live At Palladium,NYC、New Years Eve 1977 ザ・バンド解散後いち早くソロ活動を開始したのがリヴォン・ヘルムだったわけで、スティーヴ・クロッパー(g)、ダック・ダン(b)、ドクター・ジョン(kb,vo)、ポール・バターフィールド(harp,vo)、フレッド・カーター…

Silent Songs Through The Land / Ron Davies

ロン・デイヴィーズ(Daviesだものデイヴィスではないでしょ)といえば「UFO」('73)というのが有名なssw。スワンプと呼ぶにはいささか線が細く、ssw的な内容となってるのが、世界初CD化となった70年のデビュー作「Silenr Songs Through The Land」。prodはbass…

ライヴ・We Got To… / 金子マリ&バックス・バニー

金子マリというと「下北のジャニス」なんて形容がすぐ思い浮かぶが、ジャニスを(避けて)まともに聞いてない僕にとっては、あまり意味のない枕だ。76年の東京と大阪でのライヴで、音の方はニューソウル的なファンキー・ロック。当時関西ではこういったファン…

ジョン・スチュワート

■Sunstorm / John Stewart ジョン・スチュワートは元キングストン・トリオの人。とにかくキャリアの長いsswだが、ワーナーに残した2枚は格別の出来。これは「Lonesome Picker Rides Again」('72)に続くもので、prodはマイケル・スチュワート。CD化にあたって…

Various

■SNL25 / Saturday Night Live Vol.1 米NBCの名物番組「Saturday Night Live」の音楽パフォーマンスのコンピレーション。第1週は比較的ヴェテランによる音源がそろっている。アフリカ音楽に接近したポール・サイモンの「Graceland」からの"Diamonds On The So…

パイロット

■Second Flight / Pilot 75年のパイロットの2枚目。ここから"January"がヒット(#1英)したが、"Magic"の入った1枚目よりもこのセカンドの方が好きだった。AIRスタジオ録音でアラン・パーソンズのprod。ビートルズ直系というかEMIの流れを汲む伝統的なブリティ…

クライアン・シェイムス

■Synthesis / Cryan Shames このバンドの事を知ったのは、CBSが過去の音源を再発するためにLegacyを興した90's初めだったかな、「Rock Artifacts」シリーズの4だったか5に収められていた"Sugar & Spice"(サーチャーズのヒットとして知られる)だった。その…

バドーフ&ロドニー

■Batdorf & Rodney 中古屋で手に取りながら棚に戻すという事を何度も繰り返すと、必然的にそれは買いにくい1枚になってしまう。アサイラムからアルバムを出してたこともあるけど、バドーフ&ロドニーはローワン・ブラザーズ同様手が出にくいアーティストにな…

キャラヴァン

■Live At The Fairfield Halls,1974 / Caravan さほど熱心なキャラヴァンの聞き手ではないけど、Decca〜Deram時代のキャラヴァンはよく聞いた。当時キング・レコードを通じて何度となく再発されていたので、親しみやすかった事もある。ただオーケストラとの共…

杏里

■哀しみの孔雀 / 杏里 尾崎亜美の"オリビアを聞きながら"でデビューした杏里だが、ブレイクした"Cat's Eye"までは、かなりの試行錯誤だった。デビュー当時は、竹内まりや、堀川まゆみ(Reimyの姉)と共に3人娘的な扱いが多かったけど、この中では竹内まりや…

ジューシー・ルーシー

■Get A Whiff A This / Juicy Lucy 節分なので鬼ジャケを・・・ 最近紙ジャケで出たの旧盤(独Repertoire)が放出されていたのをサルヴェージ。紙ジャケが出ると買い帰る人って多いのね。はじめて買ったジューシー・ルーシーのLPだった。20年位前、まだ大学生の…

キャプテン・ビヨンド

■Suficiently Breathless / Captain Beyond キャプテン・ビヨンドは、第1期パープルのロッド・エヴァンス(本家のパープルが活動休止中の80'sにディープ・パープルを名乗って裁判を起こされたこともあった)がジョニー・ウィンター・アンドのボビー・コールド…

ホーシズ

■Horses このバンドのことは全く知らなかったけど、最近積極的な復刻作業を進めている英Rev Olaからのリリースだけに期待。CDの裏ジャケには「バッファロー・スプリングフィールドともビー・グレイプのエッセンスを取り入れたカントリー・ロック」とある。一聴…

エリック・クラプトン

■No Reason To Cry / Eric Clapton シャングリラ・スタジオでザ・バンドやディランらと録音されたクラプトンのレイドバックし切った1枚「ノー・リーズン・トゥ・クライ」('76)から。昔はちょっと甘すぎるかなあ、とも思ったけど久々に聞きなおすとなかなか素晴…

木之内みどり

■木之内みどり・ベスト 74年から78年までの13枚の全シングルのA面曲に3曲を加えたコンピレーション。オリジナルLPもボックスの形で復刻されているが、さすがに買う勇気はない。中学生の頃の個人的アイドルの一人だったけど、いかんせん当時は歌謡曲をあまり…

 ●Poets And Painters And Performers Of Blues / Gillian McPherson

ジリアン・マクファーソンは現在も活動を続けるssw(ジリー・マクファーソンとして)。これは英国フォークor女性voのレア盤としてキャサリン・ハウの1枚目と共によく紹介されるもので、71年RCAからリリースされたもので、prodはペンタングルのダニー・トンプ…