2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月も終わり

ここ数年で一番といわれた花粉症だけど、ここまでまあ、しのいできた(準備万端だったし)のですが、今日はいかにもアカンです。すでに100回はクシャミしてるなあ。 早いもので3月も終わり。例年になくあわただしかったのは、家作りの問題も並行してるか…

White Bird / It's A Beautiful Day

色もの 抜けるような青空をバックに清楚な少女が頂でたたずむ、昔風のイラストのジャケットが、印象的なイッツ・ア・ビューティフル・デイのデビュー盤は、69年にCBSからリリース。サン・フランシスコで生まれた、サイケデリックなシスコ・サウンドの中…

Band Wagon / 鈴木茂

昨日のicさんの日記で紹介されていた鈴木茂のファーストソロ。はっぴいえんど〜キャラメルママの活動を経て、自己のバンド、ハックルバックを結成。そして単身渡米し75年にLAでレコーディングされた1枚。バックに参加してるのは、リトル・フィートのケ…

#11

73年のヒット12曲。 クリント・ホームズという人はよくわからない。Playground In My Mindは、(少年時代の)思い出の遊び場、みたいな歌か。子供のコーラスの入ってるがかわいくはない。#2。 映画「ポセイドン・アドベンチャー」の…

Rockpile / Dave Edmunds

フランスEMIから出てた2枚組のLP(ラヴ・スカルプチャーのベスト含)を持ってたので、どうしようかと思ったが、単体で見るのは初めてなので買ってしまった、デイヴ・エドモンズのファーストソロ。有名なスマイリー・ルイスのカヴァー”I Hear You K…

Black Water / The Doobie Brothers

waterつながり ドゥービー・ブラザーズ初の#1ヒットとなったこのBlack Waterは、ライヴでも大いに盛り上がる曲だけど、「What Were Once Vices Are Now Habits」(邦題は「ドゥービー天国」)に収められたス…

■■東京湾景:吉田修一(新潮社)

この前月9ドラマ(見てないけど)でやってたのとは別の話だと思ってたが、一応これを原作としてるらしい。まったく話が違うという批判的な意見はネット界隈で読むが、ドラマ見た人は(「冬のソナタ」のパクリらしい)きっと原作を読むことはないだろうなあ…

久々に・・・ @サウンドベイ

・シャイン・オン:ピーター・フランプトン(A&M時代のアンソロジー) 1680 ・コロシアム・アンソロジー (new) ・ラスト・トレイン・トゥ・メンフィス:ボビー・チャールズ(new)

Head Above The Water / James Gang

waterつながり ジェームズ・ギャングというと、ジョー・ウォルシュ(後にイーグルス)、ドミニク・トロイアーノ(元ゲス・フー)、トミー・ボーリン(後にディープ・パープル)といった3大ギタリスト(ヤードバーズあたりと比べるとえらく知名度は落ち…

Hell Or High Water / Spooky Tooth

hellつながり。 スプーキー・トゥースというバンドも70年代の英国ロックを代表するバンドだ。ゲイリー・ライト、マイク・ハリスンの2台のkbとvoを配した初期は、アメリカを意識しながらしっかりイギリスの音だし、グリースバンドの面々をゲストに…

#10

Vol.9が見つからなかったので、休んでたけど飛ばそう。 72年1曲と73年11曲。 アルバート・ハモンドのIt Never Rains In Southern California(邦題は、カリフォルニアの青い空)は日本でも大ヒットした有名曲。…

Hellfire-Night Crier / Jackie Lomax

hellつながり ジャッキー・ロマックスはリヴァプール出身で、マージービートの時代にはアンダーテイカーズを率いてた人。その後ジョージ・ハリスンの肝いりで、アップルと契約、第1回リリースの1枚に選ばれた「69年のIs This What You …

Hell's Bells / Bruford

bellつながり リアルタイムでのプログレというと、御三家の久々の新作がそろって出た世代なので、「アニマルズ」「三部作」「究極」となる。けどスーパー・グループというふれこみだった、UKの登場も当時日本の音楽雑誌もこぞって取り上げられた。キン…

いいものもあればわるいものもある3

まだまだ続きます。 長い曲 クラシックが苦手ということもあるけど、長い曲は基本的にダメ。洋楽聴き始めた頃、パープルの「ライヴ・イン・ジャパン」が2枚組なのに、7曲しか入ってなかったことに強いショックを受けたのだった。まあ長さをねじ伏せる圧倒…

24■■マルサの女2('87日)

監督:伊丹十三 主演:宮本信子、三国連太郎、津川雅彦、加藤治子、洞口依子、益岡徹 久しぶりに伊丹十三が見たくなった。80年代から90年代にかけてわかりやすいエンターテイメント邦画を撮ってた人。突然の自殺を遂げてしまったが、特に初期の作品(「お葬式…

■■リトル・バイ・リトル:島本理生(講談社)

島本理生って、名前は知ってたけど、綿谷りさ、金原ひとみ世代の作家なんだったんだね。説明するのは難しいけど、明日また生きていこうと思わせる(別に落ち込んでないけど)ような作品。と書くと、元気いっぱいのポジティヴな作品を想像されるかもしれない…

Ring Your Bell / The Band

bellつながり ザ・バンドの最高傑作は、初期の「Music From Big Pink」(もしくは「The Band」)、後期の「Northern Lights−Southern Cross」と人によって分かれるだろう。個人的にはやはり初期の、…

23■■偶然にも最悪な少年('03日)

監督:グ・スーヨン 主演:市原隼人、中島美嘉、池内博之、矢沢心、余貴美子、柄本明、大滝秀治 CMディレクターのグ・スーヨンが自身の書き下ろした小説を下に初メガホンを取ったもの。これがまた異種業種初監督はつまらない論議を活性化させるような、見…

■■鷹姫さま・お鳥見女房:諸田玲子(新潮社)

時代、連作短編集、'04 諸田玲子のお鳥見女房シリーズ第3弾。市井ものではなく武家ものだが、不思議と重苦しい感じはなく、すらっと読める。次も期待。

Wedding Bell Blues / Laura Nyro

ネットはじめてからこれほどまでのローラ・ニーロに人気を知った次第。初めて聞いたローラのLPは、ジョン・セバスチャンが参加してたという理由で「ネステッド」だった気がするが、タワレコの横浜店(石川町だったかな)で買った「ファースト・ソングス」…

[読書]■炎と氷:新堂冬樹(祥伝社)

新堂ノワールとか言って劇画タッチのプログラム・ピクチャーならぬディスポーザブル・ノヴェルを量産してる人。最近ではまるで正反対の純愛ものも書いてるらしいが、これは正調新堂ノワール。

かかしのブルース / 加川良

ブルースつながり。 たまには和ものも。ブルーズと言いたい所だけど、スだからしょうがない。 ”教訓”で知られるURC出身のフォークシンガー、加川良だけど、僕にとってはほとんどこの「アウト・オブ・マインド」(’74)の人。ベルウッドに残した唯一の作…

いいものもあれば、わるいものもある2

昨日の続き。 シャウト系はダメと言っときながら、ヘヴィ・メタルはともかく、ハード・ロックは嫌いではない。やはり70年代に限るけど、ハード・ロックにジャンルわけされながら、とてもハード・ロックではないものも含まれるから。ゼッペリンやナザレスや…

22■■オール・ザット・ジャズ('79米)

監督:ボブ・フォッシー 主演:ロイ・シャイダー、ジェシカ・ラング、アン・ラインキング ミュージカルを苦手としてる僕が、ボブ・フォッシーと聞くだけで引いてしまうが、純然たるミュージカルではないとの事だったので、見てみた。フォッシー(87年死亡…

Some Of Shelley's Blues / Nitty Gritty Dirt Band

someつながり 70年に出た、NGDBの5枚目「Uncle Charlie & His Dog Teddy」から。元々はジャグバンドからスタートしたNGDBの音楽性が、カントリーロックに大きくシフトした1枚として忘れられない。伝統的なカントリ…

P5さんのカヴァーセレクト

なつかしのセレクトシリーズ(なんか懐かしの紅白みたいだなあ)、今日取り出した(文字通り袋から見ずに1枚取り出す)のは、P5さんの第7回カヴァーセレクトでした。 デヴィッド・ウォーカーの”ビートでジャンプ”が一番素晴らしいのは、あの時も今も同じ…

いいものもあれば、わるいものある

タイトルは、スネークマンショーから。おととい、NRBQが嫌い(ではないのだけど)と書いて、トッドはどう?という話になったけど、よく考えてみたら好きじゃないものは結構多い。というか人に僕が好きでしょ? と思われてるものの中にも多いのだ。ファン…

Try Some Buy Some / Ronnie Spector

someつながりで。 僕はどっちかと言うとクールな感じの涼しげな声が好きなのだけど、例外もある。ヴェロニカ(ロニー・スペクター)の声は、ベチャッとした涼しげとは対照的な感じ。かつてタツローの番組(「サウンド・ストリート」)で散々洗脳されたの…

Back To The Bars / Todd Rundgren

昨日のフレーミング・グルーヴィーズのところで、としひこさんのレスが付いて、トッド・ラングレンの話になったので、今日なんか取り上げようと思ったけど、手元にあるのは、河村要助さんがイラストを書いたNMM’77.2号の表紙をジャケットにした、「シ…

21■■0(ゼロ)の決死圏('69米)

監督:J・リー・トンプソン 主演:グレゴリー・ペック、アン・ヘイウッド、アーサー・ヒル これは全く知らなかった60年代のスパイもの。まだアメリカと中国が国交なかった時代(79年に国交回復)の話で、新種の植物酵素を開発した中国に乗り込んで、それ…