2008-01-01から1年間の記事一覧
■Lookin' For A Fox / Travis Wammack トラヴィス・ワマックは、マッスル・ショールズのフェイム・スタジオの専属のギタリストだった人で、その傍ら60年に"Scratchy"というギター・インスト曲をチャートの#80に送り込んだりしました(数多くのシングルがリリ…
■Looking For A Man / Deke Leonard そもそもマンそのものがわかりにくいので、メンバーのソロなんてもっとわけわからんに違いない、というのは当たってますが、熱心に英ロックを聴いてた頃はこんなものにも手を出してたんですねえ。確か新宿ユニオンで買っ…
監督:阿木曜子 主演:黒谷友香、黄河田将也、中山忍、村上弘之、本田博太郎 原作は俵万智の小説「トリアングル」、作詞家、阿木の初監督、黒谷の濡れ場たっぷり、といろいろ話題ありますが、10年くらい前の作品のような「古さ」も感じます。あと東映カラー…
■Take A Man / Longdancer エルトン・ジョンのRocketレーベルから73年にデビューしたロングダンサーは4人組のフォークロック・バンドです。この「If It Was So Simple」('73)は、ブライアン・ハリソン(kb,g,b,vo)、カイ・オルソン(g,vo)、スティーヴ・スプロ…
■Magic Man / Caravan カンタベリー・サークルと呼ばれる集団があります。イギリス南東部の地方都市、カンタベリー周辺を拠点とするミュージシャンの集団で、60's末にワイルド・フラワーズから派生した、ソフト・マシーンとキャラヴァンを中心に、メンバーと…
■Magic / Olivia Newton John オリヴィア・ニュートン・ジョンの人気が炸裂したのは、70's半ばです。デビューは古く、クリフ・リチャードのバック・シンガーとして来日したこともありますが、その直後の73年にアメリカで"Let Me Be There"がヒットし、ポップ…
長嶋有の第1作。表題作は芥川賞受賞。他に1編の"サイドカーに犬"は映画化された。そっちの方が好きです。
■Magic Woman Touch / The Greatest Show On Earth グレーテスト・ショー・オン・アース*1は、EMI系列のアンダーグラウンドな、プログレッシヴな、レーベル、Harvestから2枚のLPを出している8人組のブラスロックです。ブラス・ロックと言うと米のBS&T、シカ…
監督:リシャール・バルドゥッチ 主演:ベルナデット・ラフォン、ジェーン・バーキン、エリザベス・ウィネル、エマ・コーエン 原題「Trop jolies pour être honnêtes 」。かつて「女の望遠鏡」と言う邦題で公開されたこともありましたが、セルジュ・ゲンズブ…
■A Woman's Work Is Never Done / Evie Sands 長門芳郎さんのドリームズヴィル・レーベルは残念ながら閉鎖してしまいましたが、いくつもの隠れた名盤を復刻させてきました。バリー・マンの「Lay It All Out」 フル・ムーンの唯一のアルバムなどが好例ですが…
■Sweet City Woman / The Stanpeders スタンピーダーズはカナダ出身の1HWで、この"Sweet City Woman"を71年に#8まで上げるヒットにしています。僕はRhinoのコンピ「Have A Nice Day」で知ったのですけど、それ以前にどこかで聞いたことあるような親しみやす…
■Fat City / Brian Friel パブ・ロック関係が続きますがグーゼンです。ブライアン・フリールという人は英国のsswですが、アイルランドの有名な作家がおりますので、検索するとそちらの方ばかりひっかかってきます。75年にリリースされたセカンド「Ashes & Ma…
■All Through The City / Dr.Feelgood フィールグッズは現在でも活動中のバンドです。デビュー当時はパブ・ロック*1として紹介されることも多かったですが、パンク〜ニュー・ウェイヴ以降となるとガレージ〜ビートバンドの長老として紹介され、日本でも固定…
■Beatles For Sale これは弟が持ってたんであながち聞いたことがないわけでもないです。 64年12月リリースの4枚目。殺人的なスケジュールもあって、半数がカヴァー曲で、あまり評判はよくない1枚ではあるらしいです。トップを飾る"No Reply"は、そういえばス…
■I'm All Aching / Siren ケヴィン・コインが04年に亡くなっていた事は知りませんでした。昨日のスティーヴ・ヒレッジ同様Virgn所属のアーティストですが、音楽性はかなり異なります。一言でいえば白人のR&Bなんですが、独特のしゃがれ声が印象的なパブロッ…
監督:ケネス・バウサー スタジオ・システムの崩壊とTVの普及により動脈硬化に陥ったハリウッド映画に風穴をあけたニュー・シネマ以降の作品を関係者の証言につづったドキュメンタリーだけど、関係者って妙に偏ってない?マーゴット・キダーやエレン・バース…
■It's All Too Much / Steve Hillage ビートルズの「Yellow Submarine」に収められたジョージ・ハリスン曲をうまく料理したのが、このスティーヴ・ヒレッジです。黄金期のゴングを精神面で支えたのが創設者のデイヴィッド・アレンなら、演奏面でのリーダー・…
cytronさんのセレクトは抱腹絶倒ぶりが際立っていました。なんといっても1です。kobbanovaさんが近くの中学校の部活の練習みたいと書かれてましたが、まさに夕暮れの放課後の世界です。ポーツマス・シンフォニアってブライアン・イーノのprodだったんですね…
■Too Late For Goodbye / Julian Lennon 大学の友人のF田君は、無類のビートル・マニアでしたが、80'sの半ば彼を大いに興奮させたのは、ジョン・レノンと先妻シンシアとの間の息子、ジュリアン・レノンのデビューでした。ジョンとシンシアの離婚の際、ポール…
■Too Rolling Stoned / Robin Trower アリス・クーパーやテッド・ニュージェントがそうであるように、ロビン・トロワーもまたギタリストであり、彼を含むバンドの名前でもあります。そろった前髪、やや前傾気味で恍惚の表情を浮かべながらギターを弾くショッ…
■The Moonstone / Tommy Flanders トミー・フランダースの事を知ったのはきよさんのサイトだった気がします。アル・クーパーがいたことで知られるブルーズ・プロジェクトの初代voで65年のデビュー作、「Live At The Cafe Au Go Go」(Verve)リリース前に脱退…
監督:エイミー・ヘッカリング 主演:ショーン・ペン、ジェニファー・ジェイソン・リー すでにここで書いてますが、米情報誌「エンターテインメント・ウィークリー」が映画史上の「学園青春ムービーベスト25」を選び、ヘッカリング監督の「初体験・リッジモ…
■Turn To Stone / Electric Light Orchestra エレクトリック・ライト・オーケストラなんていまでは誰も言いませんよね。それだけELOという名称が定着しています。ELOのロゴが入った円盤は76年の「A New Record」、77年の「Out Of The Blue」、79年の「Discov…
■Backs Turned Looking Down The Path / Warren Zevon 最近になって拡大版がリリースされたウォーレン・ジヴォンの76年作品で、日本ではデビュー作として紹介された「さすらい」です。実際はこれ以前にはライム&サイベルとしての活動(White Whaleからシン…
■Turn Down Your Life / Jefferson Airplane ジェファーソン・エアプレインの最高傑作はやはり69年の「Volunteers」でしょう。これはヴェトナムの泥沼と反戦に揺れるあの時代抜きには語れないでしょうし、平和ボケした日本人である僕はイマイチ切実に感じら…
kobbanovaさんのセレクトですが、ジャケット見て驚きました。中村K子がいました。さすがにお世話にはなってませんが、いやあ懐かしい。 1は流行ってたんですか?小島よしおのネタをサンプリングしたラップみたいなのがあったという話は聞いたことありました…
■Star In My Life / Steve Marriott 第1期ハンブル・パイ解散後のスティーヴ・マリオットの活動はいささか迷走気味です。特に近年はいろいろ発掘音源がそろって聞く側もよくわけがわからなくなっている状態です。レココレあたりでまたちゃんと特集してほしい…
■A Hard Day's Night 64年7月リリースの3枚目は同名映画(「ビートルズがやって来るヤァヤァヤァ!」)に使われたナンバーをA面に、残りをB面にいれた12曲です。初期のビートルズの中心人物がジョン・レノンだという事に今更ながら気づいているのですが、前作…
■Walk Of Life / Dire Strates ダイア・ストレイツといえばパンク〜ニュー・ウェイヴ旋風の吹きまくる70's後半に老舗のVertigoからデビューした4人組です。マーク・ノップラーのgと歌声は、JJ・ケールやディランを思わせ、ストイックでシンプルな音作りがウケ…